チイタロウ、桜花の絨毯を歩く
家の隣の桜の木、大小それぞれ1本ずつあるのですが、小さい方の桜の開花は4月21日頃でした。それから10日が過ぎました。
小さい方は葉桜、大きい方は花びらが散っているところで、さながら「桜花の絨毯」です。
風流に言い直せば、「零れ桜(こぼれざくら)の花筵(はなむしろ)」といったところでしょうか。
さくらの丘の散歩道
さくらの丘の散歩コースのスタート地点は、長い丘のような山の頂上にある駐車場です。
東側の斜面にはつつじ公園が広がり、公園の先はすぐ市街地です。
つつじ公園から陸上競技場(今ではただのグラウンド)の縁をまわって西側に行くと、明治の時代に郡役所と郡議会場として使われていた建物を移築した「郷土資料館」と「さくらの丘」があります。
右側の果樹畑を市で購入し、公園として整備する計画があるようです。何も手を加えないで、このままでもいいのですけどね。
昭和の終わりに桜が植えられ、遠くに月山を眺めながら斜面に造られた遊歩道を歩き、桜を上から下から観るのはなかなか良いものですけれども、人がいません。
自動車で来て、降りて数分、そして帰って行く、もったいないことです。
この日は風があって花吹雪、写真ではわかりにくいですね。