インスリン増量とその効果を高める運動
2008年10月2日:11回目の通院。HbA1c(JDS)が先月の5.9[%]から6.3[%]になってしまいました。頻繁に食べ過ぎなどがあった訳ではないのに、原因は何なのでしょうか。
主治医には「2型糖尿病のように不摂生をして悪化してしまったのではありませんから、とにかくインスリンを作る力をできるだけ温存しましょう」と半ば慰められました。
膵臓の負担を減らすためのインスリン増量(朝食前5から7単位へ)とインスリン効果を高めるための助言(食後の20分程度の散歩のすすめ)がありました。
- 2008年9月の血糖自己測定平均値
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- 朝食前:126, 後:279 [mg/dl]
- 昼食前:149, 後:233 [mg/dl]
- 夕食前:124, 後:212 [mg/dl]
- 就寝前:149 [mg/dl]
インスリン量:5-3-4-0(朝食前-昼食前-夕食前-就寝前)[単位]
来月からインスリン量を7-3-4-0[単位]に変更。
2008年6月と9月の血糖自己測定値の比較
現在のインスリン量(5-3-4-0[単位])になったのは2008年3月からですが、食後血糖のデータ数がある程度揃っている2008年6月と先月9月の血糖自己測定平均値を比較してみました。
- 血糖自己測定平均値の比較
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測定時:2008年6月の血糖自己測定平均値/2008年9月の血糖自己測定平均値 [mg/dl]
- 朝食前:106/126
- 朝食後:197/279
- 昼食前:96/149
- 昼食後:125/233
- 夕食前:80/124
- 夕食後:193/212
- 就寝前:117/149
- HbA1c(JDS)[%]:5.7/6.3
食前・食後共に9月の血糖自己測定平均値が高くなっています。特に朝食後、昼食後、夕食後の全てにおいて、血糖自己測定平均値が200[mg/dl]を超えています。
治療を行なっているにもかかわらず、血糖値は糖尿病域と境界域を行ったり来たりしている状況とも言えます。また、朝食前の血糖自己測定平均値が126[mg/dl]であることからもそう言えます。
HbA1c、血糖値共に悪化傾向にあることは明らかですけれども、まずは、運動によってインスリン効果が高まることを期待します。