糖尿病教育入院15日間の診療費は?
2007年11月12日月曜日、朝食を食べ終わったら退院の準備をして、入院費を支払い、元の生活に戻ります。
健康な時は「何と健康保険料の高いことか」と憤慨していても、病気になると「健康保険制度があって良かった」などと態度が変わるものです。
保険料が高い上に病気までしているのだから、全く良いところはないのですけれど。
筆者の糖尿病教育入院の入院費用は、以下のとおりでした。
- 診療費:363,020円/15日間
- 食事負担金:8,820円(健康保険適用外)
診療費は、負担率3割分の108,900円を支払う必要がありますが、予め高額療養費の限度額適用認定証を提示していたので、窓口での支払いは、所得に応じた自己負担限度額内になりました。
教育入院診療費の内訳
筆者の糖尿病教育入院の診療費36,302点=363,020円の内訳は、下記のとおりでした。
- 入院料等:26,519点(265,190円)
- 医学管理等:1,140点(11,400円)
- 在宅医療等:1,602点(16,020円)
- 検査:5,125点(51,250円)
- 画像診断:1,447点(14,470円)
- 投薬:237点(2,370円)
- 注射:202点(2,020円)
入院期間は2007年10月29日から11月12日まで、診療費の支払い算定期間は月の1日から末日までの月毎になりますので、2枚の請求書が来ました。自己負担限度額は、月毎に適用されます。
- 診療費負担金
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10月分は自己負担限度額内なので、23,250円が負担金となりました。
- 7,750点の3割にあたる2,325点=23,250円
11月分は高額療養費制度の限度額が適用され、35,400円が負担金となりました。
- 28,552点の3割にあたる8,566点=85,660円→35,400円
同一月内の入院であったなら、負担金は35,400円で済むところでした。このように、実際の窓口負担は、月をまたいだ入院なのか、同じ月内の入院なのかで違ってきます。