散歩がてら胡桃拾い

筆者の散歩コースのひとつに、最上川沿いの遊歩道があります。

遊歩道といっても特に整備されたものではなく、堤防と川の間の草むらの上を人が歩くから道になっている程度のものです。

天気が良くて川の流れが穏やかな時に、川の向こうに万年雪をかぶった月山と川面に映し出される逆さ月山という風景を望めることができる、と言われる場所があり、筆者が住んでいる市の「○○十景」のひとつになっています。

この川沿いの木々の中に胡桃の木があり、散歩の途中に実を拾ってみました。(2015年から始まった堤防増強工事の関係で、一部伐採されてしまいました。)

胡桃の木の実

写真に見られるような「青い」実が地上に落ちて、それほど日が経っていない場合は見つけるのは容易で、袋の中はすぐいっぱいになります。

胡桃の実はまとまって生っています。実は一度に落ちるのではなく、約1ヶ月ほどかけて風に吹かれたりして落ちます。

筆者のような、たまにしか行かない者が胡桃の実を拾おうとしたところで既に拾われた後で、種子(これを食べます)が中にある硬い殻のまわりを覆う皮(「青い」部分ですね)だけが道端に残されているのを目にします。

この皮をつけたまま持って帰っても捨てるだけなので、多くの人は、拾った後に一箇所に集めてその場で皮を剥がします。

でも、皮が捨てられているということは、胡桃の実がたくさん生っていたという証拠なので、拾われた後に落ちたものや拾われ残しのものが意外とあるものです。

拾われ残しのものは皮が腐って黒くなり、落ち葉の色と見分けが付きにくいものの、1個見つかればそのまわりに何個かまとまって落ちています。

チイタロウと一緒なので、胡桃の実を多くは拾えませんが、それでも結構な数になります。

拾って皮を剥がしてこれで終わりとはいかず、食べるまでやるべきことはいくつかあります。

殻のまわりの黒くなった部分をきれいに取って、殻を割って、千枚通しのようなもので種子をほじり出さなければなりません。

胡桃の種子(くるみ)の栄養素のうち60~70[%]が脂質で、糖質は3[%]程度です。したがって、くるみは、直接的に血糖値を上げにくい食べ物であると言えます。

脂質の割合が多く高カロリーではありますが、不飽和脂肪酸をたくさん含んでいますので、脂質の「質」はとても高いです。

そのまま食べても良し、くるみ味噌にして野菜と和えても良し、食べ始めると止まらなくなるのが難点です。