血糖値を上げないための3つの方法

2009年8月4日:21回目の通院。HbA1c(JDS値)は、7月測定値6.4[%]から今月測定値6.3[%]と横ばいです。

5月から食後高血糖改善薬セイブル®の服用を始め、低血糖も無く、インスリン量の変更も無く、「様子を見る」という状態が続いています。特に運動を行なっているわけでもなく、食事の管理だけですからまずまずの結果でしょう。

2009年7月の血糖自己測定平均値
  • 朝食前:119, 後:221 [mg/dl]
  • 昼食前:121, 後:177 [mg/dl]
  • 夕食前:111, 後:194 [mg/dl]
  • 就寝前:136 [mg/dl]

インスリン量:7-3-4-4(朝食前-昼食前-夕食前-就寝前)[単位]

筆者の場合は「粗食」にするのが一番楽な食事療法です。小食に慣れたせいかすぐ満腹になるし、特に何が食べたいという強い欲求もないし、要は食事を作るのが面倒くさがりなだけです。

食後6時間ほど経過すれば、空腹感が起こります。6時間間隔で3食摂れば、夕食から翌日の朝食までには12時間空きます。

夕食を摂る時間が遅れた場合、翌日の朝食を抜いて昼食を1食目にするようにしています。日によって1日3食でも2食でも、夕食から次の日の1食目までは少なくとも12時間以上間隔が空くことになります。

カロリー制限と運動

食べ物(炭水化物や脂質)から摂ったエネルギー源(グルコースや脂肪酸)は、一時的に肝臓や筋肉、脂肪組織に蓄えられ、小出しに使われます。

インスリン作用が十分ではない糖尿病の人たちは、グルコースを蓄える量が少なかったり、蓄える速度が遅いために血液中にグルコースが正常より多く存在してしまいます。

正常に近づける方法

空腹時血糖がコントロールできていることが条件。

  1. エネルギーの入りを制限する。
  2. エネルギーの出を増やす。
  3. エネルギーが無くなってきたら無くなった分だけ補充する。

エネルギーの入りを制限する」の意味は、食事のカロリーを制限することです。それには次の2つのやり方が考えられます。

  • 炭水化物と脂質、タンパク質の比率を一定にしておいて、カロリーを調整するやり方
  • カロリーを一定にしておいて、炭水化物と脂質、タンパク質の比率を調整するやり方

前者は、一般的な糖尿病食事療法です。後者には、一部の糖質制限と言われるものが含まれます。筆者が行なっている方法は、前者後者どちらでもなく、足して2で割ったようなものです。

血糖レベルは下げたいけれども炭水化物も食べたいので、炭水化物量はこの位、結果的にインスリン量はこの位になった、という一見中途半端な考え方のやり方です。

エネルギーの出を増やす」の意味は、運動をすることです。運動した分だけグルコースを消費する、または蓄える量が増えます。実に簡単なことですけれども「言うは易し行なうは難し」です。

地方に住んでいる者にとって移動手段は主に自動車ですから、歩く機会がとても少なく、体を動かさざるおえない場面がほとんどありません。

筆者の場合、食事とインスリンで血糖コントロールがまずまずできているので、運動は気が向いたときにしかやっていません。

エネルギーが無くなってきたら無くなった分だけ補充する」の意味は、腹が減ったら食事を摂ることです。エネルギー貯蔵量が十分減らないうちに食事をしたら、血糖が下がりきらないところからさらに血糖が上がることになります。

空腹を感じているときが必ずしも血糖が下がっているとは言えませんが、下がっている場合が多いですから、1日の最初の食事を摂ろうとしたときにエネルギー貯蔵量が十分減っているように、前日の夕食から翌日の朝食まで少なくとも12時間以上は空けることにしています。