HbA1cの推移とインスリン処方量の関係

2009年3月3日:16回目の通院。HbA1c(JDS)は、2月測定値の6.4[%]から6.0[%]に下がり、血糖コントロールは良い方向にはあると思いますが、気になることがあります。

  1. 食後血糖値が高く、特に朝食後が高いこと。
  2. 以前の基礎インスリン追加を必要としない状態に回復するのか。

結局、基礎インスリンの補充が不要になることはありませんでした。肩関節周囲炎によるインスリン抵抗性なのかストレスなのか、それとも尿糖が3ヶ月連続「4+」を示すような高血糖状態が膵臓にダメージを与えたのかは不明です。

2009年2月の血糖自己測定平均値
  • 朝食前:91, 後:240 [mg/dl]
  • 昼食前:111, 後:142 [mg/dl]
  • 夕食前:76, 後: 164 [mg/dl]
  • 就寝前:103 [mg/dl]

インスリン量:7-4-4-5(朝食前-昼食前-夕食前-就寝前)[単位]。来月から7-3-4-4[単位]に変更。

肩関節周囲炎が「ハネムーン期」を終わらせた

さて、HbA1c(JDS値)[%]の推移とインスリン処方量[単位]の関係(に加えて朝食前血糖値と朝食後血糖値[mg/dl])を見てみます。

  • 2007年11月:退院
  • 2007年12月:8.4 / 9-6-8-0(80 / -)
  • 2008年1月:5.8 / 7-5-6-0(85 / -)
  • 2008年2月:5.2 / 6-4-5-0(88 / -)
  • 2008年3月:5.2 / 5-3-4-0(86 / -)
  • 2008年4月:5.4 / 5-3-4-0(86 / -)
  • 2008年5月:5.5 / 5-3-4-0(91 / 188)
  • 2008年6月:5.6 / 5-3-4-0(106 / 197)
  • 2008年7月:5.7 / 5-3-4-0(116 / 231)
  • 2008年8月:5.8 / 5-3-4-0(112 / 236)右肩に違和感
  • 2008年9月:5.9 / 5-3-4-0(125 / 279)
  • 2008年10月:6.3 / 7-3-4-0(169 / 256)
  • 2008年11月:7.1 / 7-3-4-4(150 / 256)肩関節周囲炎と診断、抗炎症剤注射
  • 2008年12月:7.3 / 7-4-4-6(133 / 207)
  • 2009年1月:7.1 / 7-4-4-6(96 / 179)
  • 2009年2月:6.4 / 7-4-4-5(91 / 240)
  • 2009年3月:6.0 / 7-3-4-4(103 / 217)

退院後のHbA1c(JDS)は5[%]前半まで良くなり、基礎インスリンも必要ありませんでした。

2008年3月のボトム値以降、HbA1cは漸増し続け、2008年9月までインスリン量はそのままです。この時期は、いわゆる「ハネムーン期」と思われます。肩関節周囲炎が「ハネムーン期」を終わらせたようです。

合併症を防ぐための血糖コントロールの目標(HbA1c(JDS)6.5[%]未満)を満たせなくなったとき、何らかのアクションが必要です。2008年11月から、基礎インスリン注射の追加が行なわれました。

しかし、主治医は、HbA1cが下がるとすぐにインスリン量を減らします。早朝の低血糖を避けるためには仕方がないでしょう。

主治医に食後血糖が高いことについて質問すると「食事の吸収を遅らせる薬がある」とのこと。焼肉など脂っこい食事をすると、超速効型インスリンでは後半に血糖が上昇するという経験がありますので、解決にはならない気がします。